不動産売却の動きを始める前に、事前準備として売却予定の不動産がいくらで売却できそうか相場を調べてみましょう。自身で調査した相場よりも、より具体的な売却価格を決めることができます。査定依頼ご希望の方は、直接お電話ください。0120-87-9313
売却活動の流れ
売却活動は以下のような流れで進みます

広告はインターネットのポータルサイトなどへの掲載のほか、チラシの配布や新聞広告などさまざまです。広告を掲載するほかにも、不動産会社が購入を検討している顧客に直接連絡するなどの活動も並行して行います。
広告宣伝活動を通して購入検討者が見つかれば、内覧や条件交渉といった段階に進んでいきます。
内覧準備と対応
内覧では購入希望者が不動産を実際に確認するため、スケジュールの調整や準備などが必要になります。
内覧で何よりも心がけたいのは良い第一印象を与えることです。整理整頓や清掃は必ず行い、場合によってはハウスクリーニングを検討するのも良いでしょう。
価格や条件交渉における注意点
不動産売却では、購入希望者から値引きの申し出があることが少なくありませんが、希望者から提示された価格で即決する必要はありません。価格のほかに、引き渡し時期や手付金額、付帯設備などほかの条件もセットで交渉を行っていきます。
準備段階で整理しておいた、売却の目的や戦略などを軸にしながらも、焦らず、柔軟な姿勢で交渉に臨むことが大切です。
売買契約の流れ
売買契約は次のような流れで進めていきます。

1. 売買契約書の作成
売買契約書は弊社が重要事項説明書とセットで準備します。 不動産売買契約は、売主、買主、弊社の担当者が一堂に会し、弊社や金融機関の応接室などで行い、司法書士が同席する場合もあります。
2. 重要事項説明
重要事項説明は契約締結に先立ち、宅地建物取引業法で義務付けられている大事な手続きです。疑問点などがあれば、遠慮なく説明を求め、理解できるまでしっかりと確認をしてください。
3.契約書への署名・捺印
売買契約書には、売買代金や支払い方法、引渡し時期、契約解除の条件など、取引に関する具体的な内容が記載されています。内容に問題がなければ署名捺印をします。
4.手付金の受け取り
契約書への署名捺印と同時に、買主から売主へ手付金が支払われます。また、契約内容によっては、このタイミングで仲介手数料の一部を支払うこともあります。
売買契約は法的な拘束力を持ちます。後でトラブルにつながらないよう、十分に納得した上で契約を進めることが重要です。
引き渡しの流れ
引き渡しは以下のような流れで、買主の融資先の金融機関の応接室や、司法書士事務所などで行われます。

買主が住宅ローンを利用する場合は、その融資の実行と同時に行われることが一般的です。残代金の受け取りが完了し、不動産登記の申請が済んだら、物件の鍵や関係書類を買主に引き渡します。
引き渡しでは、契約時に取り決めた状態で買主に不動産を引き渡せるよう、清掃や設備のチェックなどを済ませ、居住中の場合は引き渡しの日までに引っ越しを完了させておきましょう。
不動産登記の手続き
残代金の受領後に行う不動産登記の手続きですが、法務局へ所有権移転登記の申請手続きを行うことに加え、売主の住宅ローンが残っている場合は、抵当権抹消登記の申請手続きも必要です。
なお、このような不動産登記手続きは売主自身での申請も可能ですが、弊社の司法書士に依頼します。これらの登記にかかる費用は、通常、所有権移転登記については買主負担になりますが、抵当権抹消登記の費用は売主負担になります。
確定申告も忘れずに
不動産売却によって売却益が出た場合は、翌年確定申告を行い、所得税や住民税を納めなければなりません。居住用の不動産を売却した場合などは、一定の条件を満たせば、「居住用財産の3000万円特別控除」などの特例が受けられる場合があります。そのほかにも、不動産売却の際には利用できる可能性のある特例があるため、どの特例が利用できるかなど、弊社の税理士などに相談するのも一つの方法です。